刃物が怖い⁈
教室では、時に集中し、時にみんなでいろんな話題で盛り上がります。
今週のお教室では、
「最近、会社で刃物を触らせてもらえないので、包丁が怖い…」とつぶやいた生徒さんの一言をきっかけに、これぞ日本!な会社の危機管理のあり方について色々話が出ました。
聞けば、事務のカッターで指を切った会社の同僚の労災が認められ、なんと会社の全てのカッターが鍵付きの引き出しに入れられ、その鍵を持っているのは管理職の人だけ…という状況なのだそう。
靴作りは、包丁やカッターなどの刃物を上手に使えるようになることが上達の第一歩ですし、その他にもそれなりに危ない機械が色々あるので、「指切った人がいたのでカッター仕舞った」というのが、もう爆笑してしまうような笑い話にしか聞こえないのですが、世間一般ではどんな風にこの話は受け止められるんでしょうか?
靴工房かたつむりでは、絆創膏とマキロン、用意してます。
手切ったら遠慮なく絆創膏ください、と言ってくださいね。
危険な握り方、手の置き方をしている生徒さんにはちゃんと指導していますが、それでもどうしても切ってしまうことはやっぱりあると思います。
私が靴を習った教室でも、絆創膏の消費量は結構なものだった記憶が…
刃物はやっぱり日常的に触ってないと上手になりません。