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靴屋の靴は穴だらけ。

京都・靴工房かたつむりの日記

靴作りに使う単位のこと。

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どの世界にも、「業界用語」みたいなものは存在します。靴作りも然り。

私が靴作りを始めた時に、まず混乱したのが「足」という靴を数えるときの単位です。靴を数えるとき「一足、二足」と数えます。「一足」は左右揃えの靴を指します。いいですか。「一足」=「左右揃えの靴」です。知ってました?誤解してませんでした?ちなみに、片足だけの場合、靴は「個」で数えます。

「二足歩行」という言葉を使うとき、この「二足」は左右の足のことを指します。つまり、靴は2個。「両足」という言葉を使うとき、この「両足」は左右の足のことを指します。つまり、靴は2個。でも、靴を数えて「2足」という場合、この「2足」左右の揃った靴が2つ、のことを指します。つまり靴は4個。

ややこしい。私だけですか?そうですか。

あと、「デシ」という単位も使います。革の大きさ(広さ)を測る単位ですね。「デシリットルのデシ?」と考えた人はスルドイ。小学校で習ったはずですが、基準単位の1/10のことを「デシ」と呼びます。1/100になれば「センチ」ですね。靴作りの中では、「デシ」は面積の単位として使います。日本はメートル法の国なので、基準単位はメートルです。なので、「1デシ」で表される大きさは、10cm×10cmの大きさになります。つまり、100平方センチメートルのことを「1デシ」と呼んでいます。普段の生活で「デシ」なんて使わないので、たまに使うと混乱しますね。

「デシ=1/10」と覚えていると、靴を作るのに使った革の大きさをデシに変換する時、大変なことになります。センチで面積を計算してから10で割ると、ご想像の通り、一桁大きい数字になるわけですね。電卓をパタパタ叩いて、材料費を計算したら、
「ん、んっ、、?」
という金額になり、慌てて計算し直す、ということを慣れないうちは何度か繰り返しました。最近は大丈夫ですけど。

私は、靴を作るのに使った川の大きさをデシ換算する時、必ず「デシに変換するんでし」と心のなかで唱えながら、計算しています。100で割るだけの計算ですが。

どうでもいいですか。そうですか。

 

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