靴屋の靴は穴だらけ。

京都・靴工房かたつむりの日記

可愛いお客様。

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ベビーシューズのお教室に、可愛いお客様がきてくれました!

ちょうど1歳の女の子。最近一気に歩きが上達してきて、あわてて靴を準備しなくちゃと、お母様がお手製の靴を作りにきてくださいました。

お母さんは、赤ちゃんが足元をうろちょろしても抜群の集中力を切らさず、洋裁用とは多少使い勝手の違う革用のミシンも、最初ちょっとだけ手ほどきしたら、練習もそこそこに「本番行きま~す!」と度胸満点。

そうなんです。不思議だけど、ミシンってゆっくり縫えば綺麗に縫えるっていうものでもないんですよね。ゆっくり、というよりは気持ち良い自分のリズムで縫えるとのびのびとしたいいラインになるように思います。

赤ちゃんは、見慣れないものがいっぱいで興味しんしん歩き回り、途中疲れてなんと工房の真ん中に布団を敷くという場面もありましたが楽しく過ごしてくれました。

工程によっては大きな音が出るし、靴工房というのは赤ちゃんにはリラックスできないかもと勝手に思っていたのですが、そうか、もう布団とかオモチャとかいっぱい用意しちゃって、お母さんたちが赤ちゃん連れて来やすいよいうに整えていってもいいかもしれないなあと感じました。

そうそう、子供預けて3時間捻出するというのは、お母さんにとっては大変なことなのでね。赤ちゃん安心して連れてこられたら、素敵な場所に育っていくだろうなあ。